No.120-過去に入管へ提出した書類と会社に提出された履歴書の間に食い違いがある場合の経歴・学歴に係るビザ申請時のリスク


 

Q 過去に入管へ提出した書類と会社に提出された履歴書の間に食い違いがある場合、ビザ申請上のリスクはありますか?

 

 


 

A

<外国人に係る履歴書への注意>

⇒ 外国人と採用面接する場合、一般的に日本人と同様に履歴書を出してもらうのが一般的と考えられますが、外国人は日本人と異なり、在留資格の問題がつきまとうものであり、会社として履歴書をよく精査する必要があります。

 

具体的には、外国人が過去に入管へ提出した提出書類と採用面接時に会社に提出された履歴書の間に齟齬がないかを確認することが必要となります。

 

これは、外国人は、就職したいがため、卒業してもない大学名や在職経験のない企業名を偽って履歴書に記載することがあるためで、仮に不整合に気付かず、入管へ申請してしまうと、不信感をもたれ、信憑性が乏しいとして許可の可能性が下がってくるためです。

 

特に学歴や経歴に関する部分は、技術・人文知識・国際業務ビザ等の就労ビザに係る上陸許可基準においては要となる要件であり、そこで不信感をもたれてしまうと、許可の可能性が低くなると考えられます。

 

齟齬を洗い出す方法としては、最低でもその外国人が卒業したとされる大学の卒業証書のコピーは入手する必要があるといえ、少しでも怪しいと思えば、突っ込んだ質問をして、外国人の話す内容の矛盾点を洗い出すことが必要になります。