No.163-料理学校や美容学校等の専門学校を卒業した外国人留学生に係る就労ビザの不許可


 

Q 日本の料理学校や美容学校等を卒業した外国人が、日本で就労ビザの申請を行っても、不許可になるという話をよく聞きますがどうしてですか?

 

 


 

A

<技術的・専門的活動を想定している就労ビザ>

⇒ ビザ(在留資格)は、外国人が日本に入国・在留して従事することができる活動又は入国・在留できる身分又は地位について法律上明らかにしたものであり、ビザ(在留資格)に該当しない活動は認められません。

 

特に就労ビザと呼ばれる技術・人文知識・国際業務ビザ等は、単純労働ではなく、技術的・専門的活動を想定しているビザであり、入管法では身分系ビザを除き、単純労働が許される就労ビザ(在留資格)が存在しません。

 

そして、料理や美容関係の仕事は基本的に単純労働的なものであり、就労ビザで求められる技術的・専門的活動とは考えられていません。

 

そのため、就労ビザの許可が下りないことが多いのです。

 

 

<不許可が想定される専門学校卒業のケース>

⇒ 特に専門学校卒業の外国人留学生で問題となるケースには、次のようなものがあり、これらは、現在の入管法では、就労ビザによる就労が認められないものです。

(1) 料理学校を卒業した外国人が、日本で見習い料理人をやるケース。

(2) 美容学校を卒業した外国人が、美容師として日本で働くケース。