No.22-再入国許可の意義とみなし再入国許可における有効期間上の注意点


 

Q 再入国許可の有効期間について教えてください。

 

 


 

A

<再入国許可の意義>

⇒ 海外出張や旅行等で、我が国に在留する外国人が一時的に出国し再び我が国に入国しようとする場合に,入国・上陸手続を簡略化するために法務大臣が出国に先立って与える許可です。上陸後は従前の在留資格及び在留期間が継続しているものとみなされます。再入国許可の有効期間は最長5年(特別永住者は6年)となっています。

 

<みなし再入国の意義>

⇒ 有効な旅券と在留カードを所持する外国人は、出国時にみなし再入国許可による出国を希望する旨を入国審査官に対して行うと、再入国許可を受けて出国したものとみなされ、一年以内(特別永住者は2年)の再入国が認められます。

 

ただし、1年(特別永住者は2年)を超えて出国する場合、みなし再入国だと有効期間の延長ができないため、再入国許可を得て出国する必要があります。

 

 

<みなし再入国の対象とならない者>

⇒ 以下の者はみなし再入国の対象となりません。

・ 在留資格取消手続中の者

 

・ 出国確認の留保対象者

 

・ 収容令書の発付を受けている者

 

・ 難民認定申請中の「特定活動」の在留資格をもって在留する者 

 

・ 日本国の利益又は公安を害するおそれがあることその他の出入国の公正な管理のため再入国の許可を要すると認めるに足りる相当の理由があるとして法務大臣が認定する者

  

 

<みなし再入国許可での注意点>

⇒ 1年以内(特別永住者は2年)に日本に戻ってくる予定で出国したものの、病気等によりみなし再入国の有効期間内に再入国できなかった場合でも、その有効期間を延長することはできないとされています。

 

出国確認の際、みなし再入国許可の意図で出国すると、その後不測の事態が生じたからといって、期間の長い再入国許可による出国に変更することはできないものとされています。