No.225-社会保険の加入を拒否する外国人従業員


 

Q 社会保険の加入を拒否する外国人従業員に対してどのように対応したらいいのかについて教えて下さい。

 

 


 

A

<外国人が社会保険の加入を拒否する場合>

⇒ 外国人の中には、社会保険への理解が乏しいことにより、加入を拒否する者も現実にいますが、社会保険は、日本人・外国人か否かを問わず、加入対象となった場合には、社会保険に加入しなければなりません。

 

社会保険は、労働時間がフルタイム社員の労働時間の4分の3以上であれば加入対象となります。

 

もし外国人従業員が社会保険への加入を拒否した場合、会社としてはいかなる対応をとるべきなのかという問題が生じます。

 

 

<会社のとるべき対応>

⇒ この点、まずは外国人従業員へ説得して加入を促し、どうしても社会保険への加入を拒否する場合には、たとえその外国人が優秀であっても、会社のコンプライアンスという観点からも、労働契約を解消する必要が出てきます。

 

特に入国管理局から発表されている「在留資格の変更,在留期間の更新許可のガイドライン」において、「社会保険への加入の促進を図るため,平成22(2010)年4月1日から申請時に窓口において保険証の提示を求めています。(注)保険証を提示できないことで在留資格の変更又は在留期間の更新を不許可とすることはありません。」と書かれています。

 

社会保険未加入=不許可というわけではないものの、保険料負担が発生するとしても、ビザ変更・ビザ更新に関する許可の確率を少しでも上げるため、社会保険の加入は必要になってくると考えられます。