No.250-子の国籍(中国人父と日本人母)


 

Q 婚姻中の中国人父と日本人母との間に子が出生した場合、子の国籍はどうなりますか?

 

 


 

A

<中国人父と日本人母との間に出生した子が取得する国籍>

⇒ 婚姻中の中国人父と日本人母との間に子が出生した場合、子の国籍は、母が日本人であるため、日本国籍を有することになります。

 

子が取得する国籍について、中国人父との関係で見てみると、下記の通りとなります。

(1) 原則:子が中国国内及び中国国外で出生した場合→中国国籍を取得する。

 

(2) 例外:子が外国で出生し、中国人父又は母が外国に定住し、かつ、子が出生と同時に中国以外の国籍を取得している場合→中国国籍は取得しない。

 

この点、(1)のケースでは、出生の日から3ヶ月以内に出生届と共に日本国籍留保の届出をしないと、出生時にさかのぼって日本国籍失うことになるため注意を要します。

 

 

<海外居住の場合における日本国籍留保届>

⇒ なお、日本人と中国人との婚姻では、中国人父又は中国人母の外国の定住状況により、子が中国国籍を取得しない場合があるため、日本国籍留保の届出は必ずしておく必要があります。

 

日本国籍を留保したい場合、出生の日から3ヶ月以内に出生届と共に日本国籍留保の届出をしなければなりませんが、もし、海外にいるケースではその居住している国の大使、公使又は領事に届け出ることができます。