No.253-日本国籍の再取得


 

Q 日本国籍の再取得について教えて下さい。

 

 


 

A

<日本国籍の再取得が考えられるケース>

⇒ 日本国籍の再取得が考えられるケースとして、以下のものが挙げられます。

(1) 日本国籍の留保届出を行わなかった場合

→ 外国で出生した日本人が、日本国籍以外の国籍も取得した場合、3ヶ月以内に出生届と一緒に日本国籍留保の届出をしなければ、出生時にさかのぼって日本国籍を失います。

 

もっとも、このような場合であっても、日本国籍喪失者が①20歳未満であること②日本に住所を有することの2要件を満たせば、法務大臣への届出により日本国籍を再取得します。

 

そして、この場合、後述の(2)と異なり、日本国籍の再取得により、外国の国籍を失うことまで求められておりません。

 

(2) 国籍選択を行わなかった場合

→ 重国籍となった時点が、20歳未満である場合には22歳まで、重国籍となった時点が、20歳に達した後の場合にはその時点から2年以内に、それぞれ国籍選択をしなければなりません。

 

にもかかわらず、これらの期間内に国籍選択をしなかったために、法務大臣から国籍選択の催告を受け、催告受領日から1月以内に国籍選択しないときは、日本国籍を失います。

 

もっとも、このような場合であっても、日本国籍喪失者が①日本国籍の再取得により外国国籍を喪失し②日本国籍を喪失した時から1年以内に法務大臣に届け出ることを要件に、日本国籍の再取得が認められます。