No.255-国際結婚と氏の変更(日本人男とフィリピン人女)


 

Q 日本人男とフィリピン人女が国際結婚した場合、その氏の取扱いはどうなりますか?

 

 


 

A

<外国人配偶者の氏の変更の取扱い>

⇒ 外国人配偶者が日本人と婚姻した場合、氏の変更についての準拠法は、当事者本人の本国法とされ、それは、氏と名との組み合わせにより、人の呼称としてその同一性を表示するためです。

 

もし、日本人男とフィリピン人女が婚姻した場合、氏に関する取扱いに関しては、日本人男に関しては日本法となり、フィリピン人女に関してはフィリピン法となります。

 

 

<フィリピンにおける氏の法制>

⇒ フィリピンでは、婚姻すると妻の氏は次の(1)~(3)のいずれかとなります。

(1) 妻の婚姻前の名及び姓に夫の姓を加える。

 

(2) 妻の婚姻前の姓にかわって夫の姓を名乗る。

 

(3) 夫の姓及び名を全部使い、妻であることを明らかにするため、「ミセス」といった称号をその姓及び名の前に用いる。

 

なお、届出に関して、外国人配偶者が日本人配偶者の氏に変更したことを証明するフィリピン国の官憲が発行した証明書等が求められます。