No.267-外国人配偶者の重国籍と戸籍の訂正


 

Q 外国人配偶者が重国籍であるにもかかわらず、戸籍には単一国籍の表示しかなされていなかった場合、戸籍訂正の流れについてどうなりますか?

 

 


 

A

<外国人配偶者の国籍の記載>

⇒ 戸籍法施行規則36条2において、「外国人を夫又は妻とする者については、その者の身分事項欄に、夫又は妻の国籍に関する事項を記載しなければならない。 」とされ、国籍表示は、夫婦間に子が誕生した場合に外国人父又は外国人母の国籍を取得するか否かの判断、離婚の際の準拠法決定等に活用されます

 

<外国人配偶者が重国籍であった場合の訂正>

⇒ 外国人配偶者が当初から重国籍であったものの、戸籍には単一国籍の表示しかなされていなかった場合、戸籍に記載されていないもう一つの国籍を記載する必要があります。

 

この場合、戸籍の訂正方法としては、戸籍法113条の規定に基づく訂正を行うことが考えられ、日本人配偶者からの申立てにより、家庭裁判所の許可を得て、戸籍の訂正を1カ国表示から2カ国表示に訂正する方法によります。