No.269-国際結婚と複合氏


 

Q 国際結婚における複合氏について説明して下さい。

 

 


 

A

<複合氏の取扱い>

⇒ 日本人と外国人が結婚した場合に、その外国人配偶者の氏に関する本国法が日本人配偶者の氏との複合を認めているときは、日本人配偶者が戸籍法107条1項の規定により、家庭裁判所の許可を受ければ、複合氏への変更が可能となります。

 

この点、「外国人と婚姻をした者がその氏を配偶者の称している氏に変更しようとするときは、その者は、その婚姻の日から六箇月以内に限り、家庭裁判所の許可を得ないで、その旨を届け出ることができる。」と規定されている 戸籍法107条2項に基づいて、複合氏へ変更することはできません。

 

なぜなら、戸籍法107条2項の適用対象となる外国人配偶者の氏は、婚姻当時の氏は含まれるものの婚姻後の複合氏は含まれないと考えられているためです。

 

したがって、日本人配偶者が外国人配偶者の氏との複合氏を名乗る場合は、家庭裁判所の許可が必要になります。