No.270-国際結婚とアメリカ人の本国法


 

Q 国際結婚におけるアメリカ人の本国法について教えて下さい。

 

 


 

A

<婚姻時におけるアメリカ人の本国法>

⇒ アメリカ人配偶者の住所がアメリカ国内にある場合は、その住所のある地の法をその者の本国法とし、その者の住所がアメリカ国内にない場合は、アメリカ国内で最も密接に関連する地の法をその者の本国法とします。

 

これは、法の適用に関する通則法38条3項で、「当事者が地域により法を異にする国の国籍を有する場合には、その国の規則に従い指定される法(そのような規則がない場合にあっては、当事者に最も密接な関係がある地域の法)を当事者の本国法とする。」と規定されていることによります。

 

 

<最密接関連地の判断>

⇒ 法の適用に関する通則法38条3項において、「最も密接な関係がある地域の法」(最密接関連地の法)と規定されており、最も密接な関係がある地域はどこなのかを判断するに際し、過去の常居所地、親族の常居所地、過去の出生地等を参考にします。