No.28-入管法における外国人による入国と上陸の概念


 

Q 入管法にいう「入国」と「上陸」に両者に意味の違いはありますか?それとも同じ意味で使われますか?

 

 


 

A

<入管法上における入国と上陸の概念>

⇒ 日本の入管法では、入国と上陸をそれぞれ別の概念として区別し、この2つについてそれぞれ異なった規制をするという制度を採用しています。 これは、日本が四方を海で囲まれた島国であることにより、外国人が領海内に入ること(入国)と外国人が領土に入ること(上陸)を区別しています。

 

入管法では、入国をする場合には、「有効な旅券を所持すべきこと」という入国条件が定められ、外国人が上陸を希望する場合には、以下の5つの満たさなければならないとされています。

 

① 有効な旅券及び日本国領事官等が発給した有効な査証を所持していること

 

② 申請に係る活動(我が国で行おうとする活動)が偽りのものでないこと

 

③ 我が国で行おうとする活動が、入管法に定める在留資格のいずれかに該当すること

(上陸許可基準のある在留資格については、その基準に適合すること)

 

④ 滞在予定期間が、在留期間を定めた施行規則の規定に適合すること

 

⑤ 入管法第5条に定める上陸拒否事由に該当しないこと