No.285-国際結婚における重婚と報告的届出


 

Q 国際結婚において重婚であった場合、報告的届出は受理されますか?

 

 


 

A

<報告的届出の受理の可否>

⇒ 例えば、日本人男とフィリピン人女がフィリピン国の方式で婚姻をした場合において、日本人男が重婚状態であったときは、フィリピンの法律では、重婚を無効としていることから、それに関する報告的届出は、原則として受理されません。

 

もっとも、フィリピンの法律では、たとえ重婚であっても例外的に婚姻が有効となる場合があり、戸籍上は重婚であっても、報告的届出が受理される可能性があります。

 

また、フィリピンでは重婚は無効となることから、原則として報告的届出は受理されないことになっていますが、他の国を見てみると、一夫多妻制を採用し重婚が認められるアラブ諸国や重婚は無効原因ではなく取消事由に過ぎないとする国もあります。

 

それらの国の方式で婚姻を成立させた場合、外国の方式により成立したものとして、報告的届出が受理されます。