No.49-遺言と遺産分割協議の関係


 

Q 遺言書がある場合の遺産分割協議について説明してください。

 

 


 

A

<遺言書の存在を知ってて遺産分割協議を行った場合>

⇒ 相続人全員の合意があれば、遺言書の内容と異なる遺産分割協議を成立させることも可能とされています。

 

 

<遺言書の存在を知らずに遺産分割協議を行った場合>

⇒ 遺言書があるにもかかわらず、その存在に気付かず、共同相続人間で遺産分割協議を行った場合、遺言書の存在を知っていたならば、その遺産分割協議の意思表示をしなかったといえるときは、錯誤無効の主張が認められることがあります。

 

 

<遺言書を隠匿した共同相続人がいる場合>

⇒ 遺言書の隠匿があったため、遺言書の存在に気付かず、遺産分割協議が行われた場合、隠匿した共同相続人は相続の欠格事由に該当し、その結果、遺産分割協議が無効になり、その相続欠格者を除いた上で、再度遺産分割協議を行うことになります。