No.53-遺産分割と祭祀承継


 

Q 遺産分割協議時の祭祀承継の決定方法について教えてください。

 

 


 

A

<祭祀財産の承継方法>

⇒ 祭祀財産を承継する者の決定方法は、

①被相続人による遺言書、その他の方法による指定

        ↓

(①で決まらない)②地方の慣習による指定      

        ↓

(②でも決まらない)③家庭裁判所による調停・審判

 の順で行われます。

 

祖先の祭祀財産の承継者は、上記の順で決定されますが、祭祀財産と相続財産は別個のものとして扱われ、「祭祀財産の承継」という問題は、相続とは別の枠組みで決定されます。

 

そのため、共同相続人の1人が祭祀財産を承継し、その管理費用が発生するという理由で、他の相続人よりも多くの相続分を主張しても、当然に多くの相続分を取得することにはなりません。