No.59-借地権・借家権の相続


 

Q 相続が発生した場合、被相続人の借地権や借家権はどうなるのですか?

 

 


 

A

<相続時における借地権・借家権>

⇒ 借地権や借家権は財産権として相続の対象となり、借地権や借家権が被相続人名義であっても、遺産分割成立前は相続人全員が相続分に応じてそれぞれ使用でき、遺産分割成立後は、借地権や借家権を相続した相続人が単独で使用することができます。

 

 

<地代・賃料の滞納>

⇒ 借地権や借家権が相続の対象となるにしても、地代・賃料を滞納すると、地主・家主からの契約解除は認められます。

 

 

<地代・賃料を支払う者>

⇒ 相続開始前に被相続人が残した滞納地代・滞納賃料については、共同相続人が法定相続分に応じて、支払う必要があります。 相続開始後から遺産分割成立までに発生する地代・賃料支払債務は、不可分債務として、共同相続人各々が全額支払う必要があります。

 

遺産分割成立後は、借地権・借家権を相続した相続人が地代・賃料を単独で支払う必要があります。