No.70-日本人の配偶者等ビザと不法滞在


 

Q 日本人等の配偶者等ビザを有する外国人配偶者が不法滞在状態の場合、いかなる対応をすればいいのでしょうか?

 

 


A

<外国人配偶者が不法滞在状態にある場合の対応方法>

⇒ 日本人の婚姻関係にある外国人配偶者が不法滞在している場合、とるべき手続として以下のような方法が考えられます。

(1) そのまま不法滞在する方法

(2) 退去強制手続を受け、その中で在留特別許可を求める方法

(3) 出国命令制度を利用し、帰国する方法

 

この中で、その外国人配偶者が引き続き日本で生活したいのであれば、(2)の在留特別許可を求める方法が望ましいと考えられます。

 

 

<在留特別許可の意義>

⇒ 退去強制事由に該当すると判断される場合でも、

(1) 永住許可を受けているとき

(2) かつて日本国民として本邦に本籍を有したことがあるとき

(3) 人身取引等により他人の支配下に置かれて本邦に在留するものであるとき

(4) その他法務大臣が特別に在留を許可すべき事情があると認めるとき

に、法務大臣は、その者の在留を特別に許可することができるとされ、この許可を在留特別許可といいます。

 

この在留特別許可は、法務大臣の自由裁量による処分とされます。また、外国人には在留特別許可を申請する権利はないとされ、代わりに、退去強制手続の中で在留特別許可を申し出る必要があります。