No.82-上陸特別許可と日本人の配偶者等ビザ




外国人配偶者の過去の退去強制経験と問題の所在

例えば、日本人が仕事や観光で海外へ赴いたことがきっかけとなって、外国人と親しくなり、婚姻に至るというケースがよくあります。


そこで、日本人が外国人配偶者を日本に呼び寄せるために、在留資格認定証明書交付申請を行ったところ、その外国人配偶者が過去に日本に在留していた際に、退去強制手続を受けていたことを理由として、不交付になるということがあります。




上陸特別許可の検討

そこで、外国人配偶者を日本に呼び寄せる手段は一切無くなってしまうのか問題となりますが、一つの方法として、在留資格認定証明書交付申請時に上陸特別許可を願い出ることが考えられます。


ただし、特別上陸許可を願い出ても、必ず在留資格認定証明書が交付されるわけではなく、法務大臣の自由裁量の範囲に属するため、渡航歴・連絡頻度等の諸事情を考慮して、処分が行われます。


なお、仮に上陸特別許可を考慮して在留資格認定証明書が交付された場合、事前に外国人配偶者の入国日とフライトナンバーを地方入国管理局に伝えておき、そのまま空港での上陸審査を受ければ、上陸特別許可がなされます。