Q.
今回、当社が有する製品製造のノウハウについて、他社とノウハウライセンス契約を締結した上で、ライセンス許諾しようと考えております。そこで質問なのですが、そもそもノウハウが法的に保護を受けるための要件として、どのようなことが求められますか?
A.
ノウハウが法的に保護を受けるためには、不正競争防止法にいう「営業秘密」に該当する必要があり、そのノウハウが(1)秘密として管理されている(2)生産方法、販売方法その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報であって、(3)公然と知られていないものである必要があります。