オンラインサロン利用規約の意義


【意義】

オンラインサロン利用規約は、SNS、プラットフォーム等を利用して運営者と会員間又は会員同士で意見交換、討論等のコミュニケーションを行う場合に運営者と会員との間で適用される利用規約です。

 

オンラインサロン利用規約では、サービス内容、会員登録、利用料金、禁止行為、退会、著作権の帰属、サービスの停止等の事項が規定されます。

 

 


【サービス内容】

オンラインサロン利用規約におけるサービス内容としては、概ね次の事項が規定されます。

 

(1)動画及びコラムの配信

(2)コミュニティの提供

(3)イベント等への招待

(4)個別の質疑応答及び指導

 

 


【利用料金】

オンラインサロンにおける利用料金の定め方としては、プラン別に月額ごとに料金を徴収する形が多いといえます。

 

 


【禁止行為】

会員が他の会員又は運営者に対して嫌がらせ、営業、宗教勧誘等を行う可能性があるため、これらの行為を禁止行為として定めることが考えられます。

 

 


【退会】

いつでも会員からオンラインサロンを退会できるとするものの、退会月の利用料金の日割精算を行わないとするのが一般的です。

 

 


【著作権の帰属】

会員がオンラインサロンのコミュニティで発信したコンテンツの著作権は、運営者に帰属するのではなく、そのコンテンツを発信した会員又はその会員に利用許諾をした第三者に帰属するという形が多いといえます。

 

運営者がオンラインサロンのコミュニティで発信したコンテンツの著作権は、運営者又はその運営者に利用許諾をした第三者に帰属するという形が多いといえます。

 

 


【サービスの停止】

オンラインサロン利用規約においては、システムの点検、通信回線の停止、天災地変等が生じた場合、オンラインサロンのサービスが停止する場合がある旨の条項が規定されるのが通例です。