動画配信サービス利用規約の意義


【意義】

動画配信サービス利用規約は、サービス提供者が利用者に対し動画コンテンツを配信し、利用者が一定の利用料金を支払う(利用期間の当初については、無料となる場合がある。)場合に用いられる利用規約です。

 

動画配信サービス利用規約では、サービス内容、会員登録、利用料金、自己責任、禁止行為、解約サービスの停止等の事項が規定されます。

 

動画配信サービスにおいては、サービス提供者が動画のコンテンツホルダーからライセンスを受けた上で利用者に動画コンテンツを配信する形になります。

 

 


【利用料金】

動画配信サービスにおける利用料金の定め方としては、サブスクリプション型として月額ごとに料金を徴収する形が多いといえます。

 

 


【自己責任】

動画配信サービスを利用するために必要な端末の設定等については、利用者が自己の責任と負担で行う旨が動画配信サービス利用規約において規定されます。

 

 


【禁止行為】

利用者がサービス提供者又は動画のコンテンツホルダーの著作権その他の権利を侵害し、私的利用を超えた動画コンテンツの利用を行い、又は動画コンテンツを販売する可能性があるため、これらの行為を禁止行為として定めることが考えられます。

 

 


【サービスの停止】

動画配信サービス利用規約においては、システムの点検、通信回線の停止、天災地変等が生じた場合、動画配信サービスが停止する場合がある旨の条項が規定されるのが通例です。